のがん治療への臨床応用、統合医療を実践しています。

肝細胞癌再発+胸椎・腰椎転移 76歳 女性

真島 康雄先生

骨転移を有する Stage 4 HCCに対して LMF-CGが有効であった1例

C型肝炎による肝細胞癌の治療経過中に肝内再発と骨転移を来たし、両側の大腿骨転移巣と肝内再発巣に放射線治療を行う。一旦はAFPの低下を認めたもののAFPが再上昇し、胸椎、腰椎にも新たな骨転移巣を認め、放射線治療の適応もないと判断され無治療で経過観察されていた。
LMF-CG 300g/dayを服用したところ、AFPの低下を認め、そのために胸椎及び腰椎への放射線治療が適応と判断され、治療により腰痛の軽減を得られた。
しかし、入院しての放射線治療中の20日間はLMF-CGを中断していたため、一旦低下したAFPがLMF-CG300g/dayを再開したにもかかわらず1ヶ月で急激に再上昇したLMF-CG300g/dayを継続服用したところ2ヶ月目には、AFP上昇が極めて緩徐になり、AFP:L3分画(判定量)では低下に転じた。
LMF-CG服用とプラーク退縮食である「RAP食」による食事療法を併用すれば、肝細胞癌に対して極めて有効である可能性が示唆された。

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