酵素消化低分子化フコイダンのがん治療への臨床応用、統合医療を実践しています。

第4回 LMF研究会

日時 2013年8月3日(土)18:00
開催地 福岡県
会場 八重洲博多ビル
当番世話人 天願 勇先生 統合医療センター クリニックぎのわん院長

基礎研究 最新報告 九州大学教授 白畑 實隆先生

酵素消化低分子化フコイダンのガン細胞死誘導効果

  • フコイダンを添加することで、ガン細胞の増殖抑制効果が確認された。
  • FEを透析した低分子化フコイダンはFEと比較すると活性が低かったが、FE中の高分子と低分子化のフコイダンを再度混合させてもFEと同じ効果は無かった。
  • FEを透析して得られた低分子化フコイダンは高分子フコイダンより細胞増殖抑制効果が高く、濃度依存的にガン細胞に対する細胞増殖抑制効果も強まることが確認された。
  • フコイダン処理による細胞増殖抑制効果が正常細胞でもみられたが、ガン細胞と比較してその効果は顕著ではなかった。

基礎研究 最新報告
白畑 實隆先生 九州大学教授

酵素消化低分子化フコイダンの定量方法の確立及びフコイダン新製品製造に向けての検討

がん治療に必要な免疫力測定
廣川 勝先生
株式会社健康ライフサイエンス 代表取締役 東京医科歯科大学名誉教授

ライフサイエンス社で行っている免疫力測定について

  • ① 総合的な免疫力をスコア、Tリンパ球年齢として表示します。
  • ② 基本コースの場合には、T細胞とその亜集団6種類、それに加えて、B細胞、NK細胞(3亜集団)を測定。
  • ③ それらのデータを約2000例の健常人に関する免疫力のデータベースを参考に3階のスコアをつける。
  • ④ データの加齢変化を参考に7つの免疫パラメータを選び、総スコアを算定し、レーダーグラフとして表示。
  • ⑤ Tリンパ球年齢、免疫力スコア、免疫力グレードで、免疫力の推移が分かる。
  • ⑥ 各免疫パラメーターの推移も分かる。
  • ⑦ がん症例ではTregを含むCD4+CD25+細胞も測定する。

免疫機能検査の中間報告およびがん治療における免疫の現状と研究ついて
喜多村 邦弘先生 喜多村クリニック院長
高橋 秀徳先生 セレンクリニック福岡院長

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九州大学大学院生命学科部門における基礎研究